δ通信機

「δ(デルタ)通信機」は、フィギュア、ゲーム等の趣味を中心に情報を発信します。

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ブログ「δ通信機」開設一周年

2014年3月13日に開設したブログ「δ通信機」は、一周年を迎えることができました。当ブログを閲覧されている方、リンク先のブログ管理者様、ツイッターのフォロアー様に御礼申し上げます。この記事はスマートフォンテンプレートでは正しく表示できませんので、PCテンプレートでご覧ください。
当ブログを立ち上げる前は、フィギュア撮影画像データを羅列するだけのページを運営しておりました。今でも右サイドメニューの「その他撮影データ…」をクリックすると、その名残を表示することができます。極力、手間をかけずに更新できるようにHTML言語を組み上げ、コピー&ペーストと固有の文言を替えるだけの構造になっておりました。見栄えは考慮していません。

10年程度昔にゲームを中心に取り上げた小規模なホームページを運営していたですが、複雑な上にある程度凝ったコンテンツを作っていたため、更新頻度が極端に低く、また生活に時間をとられ閉鎖いたしました。そういう経緯があるため、ごく簡単な画像置き場のようなページを運営していたわけですが…。

近年、レンタルブログの記事作成管理の機能が上がり、現在お借りしているFC2ブログのように簡単かつ見栄えがよくなってきていたので、趣味を中心にしたブログを立ち上げてみようかという気になりました。

ブログ立ち上げ当初は、まず開設してみて合わなかったり、更新ができなかったりしたら終わりにしようという気持ちでした。まあ、よく1年持ったものだと思っています。今ではフィギュアレビューとイベントレポートがほとんどを占めていますけれどね。

そういう経緯があって、とにかく1年経ったのだからひとつ秘密を教えちゃうぞ!ということで。

そもそも、「δ通信機」って何?と思われるでしょう、それは…。

δ通信機一周年03

↑ これ。

おっと、なんだか分かりませんねー。

δ通信機一周年05

縮小するとなんとなく分かりますかね?

これは、カプコンのファミリーコンピュータ用ゲーム「トップシークレット ヒットラーの復活」に登場する通信機アイテムの1つなのですよ。本体と受話器、そしてそれらをつなぐコードがありますね。

ゲーム中にこんな場面があります。

δ通信機一周年01
δ通信機一周年04

当時小学生だった私には、このキャラクターが話す「δ」が何なのか分からなかったのです。「S」なのかなと思いつつもなんか違う、不思議な文字だったのですね。たぶんPCを使うようになってからではないでしょうか、この文字がギリシャ文字の「デルタ」と知ったのは。

もちろん、「デルタ」は知っていました、ただし大文字の「Δ」です。「スターフォース」のステージ名がギリシャ文字であったので。まさか小文字だったとは、ということで印象深いわけなのです。

ブログ名を決めるときにこのことを思い出し、また情報を発信するという意味でも送受信しあう通信機の役割でイメージとして合っているのではないかという考えで命名しました。

今回は、「トップシークレット ヒットラーの復活」を、昔のホームページで記事にしたデータを掘り起こしてきて復刻させました。記事を作成した時期と現在ではHTMLやCSSの組み方がかなり変わっているので、無理やり詰め込んであります。Windows版「Internet Explorer 11」と「Firefox」で表示を確認していますが、その他のブラウザ、OS、文字の大きさなどで崩れる場合があると思われますのでご了承ください。

トップシークレット・ヒットラーの復活

トップシークレット・ヒットラーの復活・概要

カプコン製アーケード版「TOP SECRET(トップシークレット)」のゲームシステムを採用し、同社のゲーム「戦場の狼」のストーリーを導入して製作されたゲームである。ゲームシステムの特筆すべきところは、アクションゲームとしてはジャンプができないところで、その代わりにワイヤーを駆使して高いところに上ったり、敵を撹乱して進んでゆく。

プロローグ

帝国軍・ワイズマン総統は、ナチスの実現されなかった巨大レーザー砲搭載兵器開発・アルバトロス計画の極秘文書に目を付け、実現しようとする。連邦軍は陰謀を阻止すべく「戦場の狼」の主人公、「スーパー・ジョー」を帝国へ送り込むが、消息を絶ってしまう。FF部隊の一員、「ラッド・スペンサー」は、「スーパー・ジョーを救出せよ」という指令を受け、帝国への潜入作戦を実行する。

プレイヤーキャラクター紹介

ラッド・スペンサー正面写真ラッド・スペンサー
FF部隊(ダブルフォース:ワイヤーを使う部隊の名称)の一員で、国民的英雄である、「スーパー・ジョー」を救出と、極秘文書奪回のため、帝国への潜入作戦を実行に移す。巨大なガンと重装備、ワイヤーを駆使して移動、戦闘を行う。階級は大尉。
ラッド・スペンサー近影

操作方法

ビジュアル 行動 コントロール
備考
移動 左または右キー
しゃがむ 下キー
ショット Bボタン
空中、ワイヤー垂直ぶら下がり中でも可能。
しゃがみショット 下キー + Bボタン
ワイヤーを斜めに投げる Aボタン
空中でも可能。
ワイヤーを真上に投げる 上キー + Aボタン
空中でも可能。
しゃがみながらワイヤーを投げる 下キー + Aボタン
ワイヤーをプレイヤー中心に回す Aボタン
縦画面戦闘時。ワイヤーに当たった敵や弾をはじくことができる。
ショット Bボタン
縦画面戦闘時。
アイテム使用 スタートボタン
空中でも可能。アイテムにより、効果が異なる。所持するだけで効果があるものも存在する。
ポーズ(ステータス画面) セレクトボタン
ゲームの進行は停止。
  • L→取得弾数/次回ライフ増加必要弾数
  • P→プレイヤー残数
  • C→コンティニュー使用可能回数
行動中のマップを出る A + B + スタートボタン

ワイヤー操作・斜めに張った場合

ワイヤーを切る。
下キー
スタート
斜めに張った状態。
Aボタン
左右に振りながらワイヤーを縮めて上方向へ。
横方向キー
ワイヤーを切って下に下りる。振りの度合いによって横方向の飛距離が異なる。
下キー
左右に振り続ける。
ワイヤーが縮まった状態で静止。(左右反転可)
横方向キー 上キー
振りの反動で横方向へ長く飛ぶ。
上の段が足場の場合、上にあがる。

ワイヤー操作・垂直に張った場合

まっすぐにワイヤーを縮めて上方向へ。(左右反転可)
Aボタン
スタート
垂直に張った状態。 (左右反転可)
Aボタン
まっすぐにワイヤーを縮めて上方向へ。(左右反転可)
下キー 下キー 上キー
ワイヤーを切って、下の段に降りる。
ワイヤーを切る。
上の段が足場の場合、上にあがる。

ワイヤー操作・水平に張った場合

ワイヤーが縮んだ分だけ、横方向に移動する。
Aボタン
スタート
水平に張った状態。
横方向キー
ワイヤーを切る。
横方向キー
ワイヤーを切る。

アイテム説明1

ガン
ノーマル 最初から所持しているガン。一度に2発まで撃つことが出来る。
ロケット砲 単発の口径の大きい弾を発射できる。威力は大きく敵を貫通するが、一度に1発しか撃てず、連射することは出来ない。特定の壁を破壊して、取り払うことができる。
ワイド砲 前方に縦に4発の拡散する弾を撃つことが出来る。飛距離はとても短い。
スーパー・ジョー
専用マシンガン
スーパー・ジョーが知人に預けたガンで、スーパー・ジョーが指定した正確な名前の人物を見つけられれば、入手できる。前方に、上・中・下と順番に弾を発射する。連射が聞くが、飛距離は短い。
3-WAY プレイヤーを中心に、真上、横、真下に炎の弾を発射する。威力はある程度強いが、飛距離は短い。特定の壁を破壊して、取り払うことができる。
アイテム
照明弾 エリア4で使用できる照明弾。このステージは暗闇の中なので、使用することにより辺りの様子がわかるようになる。
ステージ中に1回だけ使用することができ、ライフゲージを全快させる。
許可証 エリア14の中立地帯で、許可証を所持しているときのみ内部に入ることができる。
アイアンブーツ アイアンブーツを所持している場合は、ワイヤーでぶら下がった状態で左右に振っているとき、敵に当たると倒すことができる。
連射装置 ノーマルガンを装備中で連射装置を所持していると、ボタンを押すだけで連射ができ、一度に3発まで撃つことが出来る。
防具
ペンダント 装備すると、ステージ中で1発まで、敵弾を防ぐことができる。
ヘルメット 装備すると、ステージ中で3発まで、敵弾を防ぐことができる。
防弾チョッキ 装備すると、2発に1発の敵弾を防ぐことができる。
通信機
α通信機 エリア1、エリア4で使用できる通信機。
β通信機 エリア2、エリア3、エリア5、エリア6で使用できる通信機。
γ通信機 エリア7、エリア8、エリア9で使用できる通信機。エリア7より東のエリアに行くには、所持していないと、マップの移動ができない。
δ通信機 エリア10、エリア11、エリア12で使用できる通信機。エリア10より東のエリアに行くには、所持していないと、マップの移動ができない。
ステージ中に出現するアイテム
補給物資 ステージ上の決まった場所で投下され落下してくる物資。ガンで撃つかワイヤーでつつくと中の物資が出現する。
敵兵を倒したときや、補給物資に含まれる。取得して一定数ためると、ライフゲージの上限値が増加する。現在の所持数量と次の増加までの数量は、ポーズしたときに確認できる。
補給物資に含まれる。取得すると、ライフゲージが最大まで回復する。
Pow 補給物資に含まれる。取得すると、一定時間プレイヤーの周りを円状に回る円盤状のバリアが出現する。これに触れた敵に対し、ダメージを与えることができる。
1UP マップ上に配置、または補給物資に含まれる。取得すると、プレイヤーの残り人数が1人増加する。
クレジット増加 縦スクロール面で、盾を持った兵士またはジープに乗った兵士を倒すと出現する。取得すると、ゲームオーバーになっても続きを再開できる回数が増加する。

登場人物紹介

連邦軍「戦場の狼」の主人公で国民的英雄だが、アルバトロス計画阻止のために帝国へ潜入した際に捕虜となり、消息が途絶える。ジョーを捜索するラッドたちの行動のために、帝国軍によってさまざまなエリアに遷され監禁されている。救出に成功するとラッドにアルバトロス計画の詳細を提供し、それ以降は別行動で計画の阻止のため、行動する。
スーパー・ジョー
帝国軍ナチスのアルバトロス計画実現のために、ワイズマン総統により甦生された。甦らせたワイズマン本人を倒し、計画を阻止しようとするラッドに抵抗してくる。
アドルフ・ヒットラー
帝国軍アルバトロス計画に目をつけ、その実現のためにヒットラーを甦らせ、情報を入手しようとする。アルバトロス計画は、ヒットラーが甦るまでもなく実現し、甦生装置を停止するが、装置の支配下から外れたヒットラーにより、逆に倒される。
ワイズマン総統
連邦軍本作戦の司令官で、ラッドや他の隊員と共に連絡、行動する。エリア内の通信所で、交信することがあり、色々と情報提供してくれる。
FF部隊長
連邦軍本作戦の隊員。強力なバズーカを持ち出して甦ったヒットラーを追うが、途中で負傷し、バズーカとヒットラーの追跡をラッドに託す。
ハル
帝国軍帝国軍大尉として活動してきたが、ワイズマン総統の指揮に嫌気がさし、打倒ワイズマンをラッドに請願すると共に、以前、自身が使用していたヘルメットの隠し場所を教え、提供する。
マック大尉
連邦軍スーパー・ジョーの知人で、彼専用のマシンガンを預かっている。他に「シュワルツェネッガー」と「シュワレツェネッガー」を名乗る人物がマシンガンを渡すと話しかけてくるが、正しく「シュワルツァネッガー」の申し出を受けると、マシンガンを入手できる。その他に、δ通信機のある場所の情報を提供してくれる。
シュワルツァネッガー
帝国軍中立エリアで連邦軍の捕虜となっている帝国軍兵士。尊大な態度で話しかけてくるが、ワイヤーで5回つつくと地下通路のありかを話す。
(この捕虜を250回ワイヤーでつつくと裏技で、すべての武器をくれます。)
帝国軍捕虜

レビュー

「トップシークレット・ヒットラーの復活」は、当時、「1943」や 「ウィロー」などカプコンの良質なゲームが次々と発売されていたときに発表されたゲームである。私はゲーム雑誌でこのゲームの記事を見て、「戦場の狼」のストーリーを汲むゲームであり、カプコンが開発したものであるからたぶん面白いのであろうという憶測で購入した。実際にプレイしてみたところ、その期待は私にとって外すことはなく、今現在でも高いランクに位置づけている。

このゲームは、アーケード版「トップシークレット」のゲームシステムを改良したものである。私が「トップシークレット」を知ったのは、かなり最近のことであるが、アーケード版で少々問題があるシステムの部分を、ファミコンで移植する際に見事に解決してオリジナルより面白く仕上げていると思った。アーケード基盤とファミコンではハードスペックが天と地の差ほどあるが、このころのカプコンのゲームは面白いところはそのままに、うまくプラスアルファ的な要素を加えて、絶妙な移植を果たしている。

主人公の「ラッド・スペンサー」は、重装備のためにアクションゲームではほぼ常識の行動である「ジャンプ」が出来ない。その代わりにワイヤーを天井や壁などに引っ掛け、縮めることにより高い所や足場のない所を移動をする。このワイヤーアクションが本作の一番楽しいところで、まだ慣れない段階では操作性の難度が高いと思われるかもしれないが、操作が手に馴染むほどやみつきになる。使いこなせるようになれば、何通りもルートを考えることができ、自由度が増す。一見、通るのが不可能に見えるところでも、よく考えて色々試すと解決策が出てきたりするので、ジャンプ可能なゲームよりも奥が深い。

音楽に関しては、「トップシークレット」から2曲だけ流用されていて、後はオリジナルとなっている。エリア1の音楽はその2曲のうちの1つなのだが、このゲームを代表する音楽だけあって、とてもいい曲である。残念なのは、たぶんメモリの問題だと思われるが、1ループの音楽の後半が削られてしまっていることだ。ただ、アーケード版のサウンドトラックを聞かないと分からないことで、短くても全然違和感はない。どの曲も、ステージの背景とマッチしているものが多く、世界観の演出に一役買っている。

ストーリーが「戦場の狼」の続編だけに、前作の主人公の「スーパー・ジョー」が出演している。全体を通して、年老いた「ジョー」が昔を振り返って「ラッド」のことを語っているという構成になっている。また、エリア移動時に敵部隊と遭遇すると、通常の横スクロール方のアクションではなく、「戦場の狼」と同じ縦スクロールのアクションになる。前作からプレイしている人には、馴染み深い設定であるといえる。

斬新なシステムをもち、とても高い水準でまとまっているゲームなので、今プレイしても、少しも色あせているところはない。残念ながらこのゲームは、当時それほど知名度の高いものではなかったので、あまり知られていないように思える。もしこれから、このゲームに出会うことがあるのならば、記憶に残してもらいたい傑作である。


記事中にも書きましたが、今でも思い入れの強いゲームです。ワイヤーアクションという斬新なシステム、世界観のある画面の描写、場面に合ったサウンド、最初から終わりまできちんとしたストーリーのまとめ方と私個人には現在発売されるゲームよりも勝っていると思います。余談ですが、記事内の捕虜をワイヤーで250回つつくと全部の武器をくれるという裏技を発見したので、投稿して「ファミコン通信」と「ファミリーコンピュータマガジン」に掲載されたことがあります。それもいい思い出として追加されています。

1988年に発売されたこのゲームは、登場人物である「スーパー・ジョー」の回想録として語られていることになっています。

δ通信機一周年02

その日付は2010年8月2日。「ながく語り継がれることを願って…」と締めくくられる文章に、当時は未来を感じていました。現時点で既にその日付を過ぎてしまいましたね。

私もここに「これからも、このゲームがながく語り継がれることを願って…」と書き記すことにします。

ブログ「δ通信機」の一周年、その名前の由来となったゲーム紹介を絡めて、区切りの記事としたいと思います。続けられる限りは更新してゆきたいと思いますので、これからもよろしくお願い申し上げます。

「ブログがながく続くことを願って…」
2015年3月16日 リゼ
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